流通経路には大きく分けて、3つの種類があります。
(1) ブリーダー(繁殖者)から仲介業者を通じてペットショップ(店頭)での販売
(2) ブリーダー(繁殖者)から仲介業者を通じて直販型販売
(3) ブリーダー(繁殖者)直販
です。
(1)は販売性質上、子犬を早期に母犬から引き離さなければなりません。
日本は先進国の中でも法規制が遅れておりではまだまだ
この流通経路が主流のようですが、
欧米では店頭販売は一切していません。
欧米は法規制面から、ほとんどが(2)か(3)の
流通経路で販売されており、
仲介業者が生体無在庫のペットショップになっている
ケースが多いのです。
さて、皆さんは犬を迎えようと決めたら、
まずは近くのペットショップへ足を運びますよね?。
私もそのひとりでしたが。。。。
ペットショップの良い点は実際に子犬がショーケースの中に
陳列され、子犬のしぐさ、行動を間近で見ることができます。
店員さんに声をかければ、抱くこともできます。
そして、気に入った子をすぐに連れて帰ることが可能です。
でも、ちょっと待ってください。
なぜ、欧米では店頭販売はしていないのでしょうか?
店頭販売にはどんな落とし穴があるのでしょうか?
私自身が子犬の繁殖者になってから知ったこと、気付いてしまったことを
いくつか紹介していきたいと思います。
【店頭販売の落とし穴】
店頭に並んでいる可愛い子犬達
この子達は
母犬と引き離されたのはいつごろなんでしょう。
実は殆どの子犬は40日くらいで引き離され
オークション(すべてではないです)
などで売買されペットショップへ陳列されています。
なぜこんなに早期に?と思われると思います。
子犬の成長は早く可愛らしい旬の時期(売りやすい時期)
があります。
(犬種によっていろいろですが生後40日から70日以内)
その為、早期に親犬から引き離さざるを得ないようです。
45日未満の早いうちに母犬と引き離された子は・・
十分な母乳を飲んでいませんから、母乳をしっかり飲んで育った子より
免疫力も弱いかもしれません。
そしてペットショップの狭いケースの中で窮屈な生活を送ることになります。毎日たくさんの人からの視線を浴び、ストレスを抱えてしまうのです。
それらが、感染症の発症確率を高める引き金となっているのです。
また、早期に親犬や兄弟犬たちから引き離されたことにより、子犬にとって犬との付き合いや人間との関わりを学ぶ「社会化期」という大切な期間を、ペットショップのケースの中で過ごすことになってしまいます。
生後3週〜12週の「社会化期」には、母犬の母乳をもらい、兄弟犬たちとジャレ合いながら、リーダーシップの意味や、ブリーダーから人間に慣れることを教わるのですが、この大切な犬社会の学びを体験していない子犬は、将来「問題行動」を起こす犬になる可能性が最も高いのではないでしょうか?
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